2005年09月23日

小学生

小学生の暴力が増えているという報道をみました。テレビの影響、家庭の影響を受け……▼
子供たちが感情表現の仕方が貧弱になっている、と。報道では、教師への暴力が増えた、とも。目上の人たちに敬意を払うことや、敬語を使うこと、また、忍耐力をつけることなど、本当に小さな子供たちを見ていても、足りないのがわかります。小さなこだと、ぶつだけでなく、噛む子もいます。でも子供たちは、好きで暴力的になっているわけではない。生まれつき暴力的、でもないわけです。今の状態になった、というのは、そのように育てられたということで、ある意味、被害者かも、しれません。社会全体で愛して、育てることが必要ということを、教えてくれているのかもしれません。でも、具体的には? 小学生の内に対応を真剣にして子供たちが安心して育つようにしていかないと、中学生になってからの暴力は大人でも抑えられないかもしれません。

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小学校で校内暴力が増えているのだとか。 「校内暴力」というと以前は中学校が舞台でしたが、 低年齢化がここでも進んでいるのですね。 理由として、コミュニケーション力が低いことが上げられて いました。 本当に彼らの能力の低さが問題か? 違う気がします。 周...
キレる。【STUDIO A-ming BLOG】at 2005年09月23日 07:42
この記事へのコメント
aming_1さんがトラックバックで仰られていることもたしかにありますね。

今の子供達は楽しく身体を動かして遊んでいるのでしょうか。実際に身体を動かす、これにまさる心のリラックス方法はありません。塾がよいやTVゲームに時間をとられ身体を動かす時間がないのではとおもっています。
Posted by 大澤遼 at 2005年09月24日 22:54
未来さんの意見に賛成です。「みんなで育てる」という心はわかるのですが、そんな抽象的なことではなく、子供の行動は、その子を育てた親が社会をどう見ているか、先生というものをどう見ているかという鏡だと思うのです。
 ちょっと位のずるさや悪さはまあいいとか、自分も小学生のころ先生の話を聞いてはいなかったなど、親が口にする価値観が子供の価値観に受け継がれているのではないでしょうか。
Posted by puppy at 2005年09月24日 21:30
今日の子ども達の心の変化はどうして生れたのでしょう。少なくとも私達のころとは大きく違っていますね。現在、地元での活動はそんな時代だから意義があると実行しているのです。(園児を持つママたちを対象にした真の食の有り方講座)子ども達も大人達も、食生活を本来の日本人に適したモノに変えることがまずもって大切であると確信しています。いま、戦後の栄養万能主義に何の疑問を持たずに暮らしている私達ですが、農耕民族のしなやかな感性と、協調性、そしてバランス感覚を備えた本来のわたしたちの精神性(自然への感謝も)を取り戻すには、やはり「食の有り方を変えること、ここから再出発である!」と、微力ながら今日も活動を続けているところです。
Posted by まさこちゃん at 2005年09月23日 22:16
この問題は子供の問題ではなく、子供を育てる大人の問題なのだと思います。所謂常識的な意味での大人の親が少なくなってきている気がします。親に問題がある場合、今の社会ではこのような子供の問題を教師が対処するのは、大変難しい状況にあります。
「社会全体で愛して、育てる」言うは易し、行なうは難しです。では実際にどうして行くのか。だれかやってくれるのを待つのですか?
これからいう事が、正しいのかどうか分かりませんが、まづは学校のPTAなんかも立ち上がっていいのではないでしょうか?「眠れった獅子」という言葉がPTAには当てはまるといった方がいます。目覚めた獅子は大きな力を社会では発揮すると思うのですが。
Posted by 未来 at 2005年09月23日 22:13
日本の環境(遊び場の現象・少子化・核家族化・機械化・
・車社会etc)子供にとってよくない環境へ急激に変化していることが本当に残念です。産業社会が認識しないとこの変化はとめられそうにもありませんよね、その産業社会は私たち消費者一人一人の認識でなりたってしまっている。
大人が利便性だけを追求して街づくりをしていく時代を
どこかでとめなければ、数十年後はとりかえしのつかない
状態になりそうで不安です。「長期的なものの考え方」が
大切ですね。子供達にそれを教えていく必要があるんだ、と気づくことができました、ありがとうございました。
Posted by 東京 at 2005年09月23日 12:28