2006年05月16日

ピアノで、学んだこと

 先週末、子どもたちのピアノの発表会が……▼
ありました。いつも本番に強い姉は、6年生になってやっと人並みに緊張するようになったらしく(笑)、ちょっとドキドキしながら弾きました。弟は、学校ではなく、今度は発表会に向けて突然ストライキ。朝は元気に練習して、完璧だったのに「行きたいけど、行かない!」と自宅で逃げ回りました。結局自分の出番は終わってましたが、先生のご配慮で、第2部の始めに演奏させていただきました。その先生から、はがきが届きました。
 「大さわがせの○君でしたね! でもにげないでがまんしてピアノひいたのはえらかったです。よくひけました。みんなはずかしのですよ」。
 大江健三郎さんの息子、光さんを指導してらした先生です。なんとも温かいメッセージで、私が涙してしまいました。子どもたちが、全力で、もがきながら、新しいものに挑戦しているんですよね。息子が、言ってました。「外から見ると分からないと思うけど、心臓が、おおきくドキドキしてたんだよ」。
 笑顔の大人が、大きな心で、受け止め続けなくては。

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この記事へのコメント
息子さんの「外から見ていたらわからないけど心臓が大きくドキドキしていたんだよ」の一言が可愛く思わず微笑んでしまいました。うちの子供も自分の思いどうりにならない心臓や体の中の事をこんな風に表現していました。今はもう24歳ですが・・そのときにもっと母親がビックだったら「心と体の関係や体は心の召使なんだよ♪」とかって励ましてあげれたのに・・と今頃反省しています。子供の感性を大事に育ててあげたいですね♪
Posted by megumama at 2006年05月20日 12:15
人によってまちまちですが、
例えば、試験の当日直前まで、勉強して試験にのぞむ人と、前日までは、勉強し、ゆっくり寝て、試験日当日は、なるべくリラックスして勉強もせず、試験の事もあまり考えない方が、力を発揮できる人がいます。

息子さんは、割と繊細でまた努力家でなので、直前まで、練習して逆に心配が大きくなっているのでは、ないですか。
人間は歳をとるといろいろ変わってきますので、あまり構わない方がいいかもしれませんが。当日の朝や直前などは、リラックスしてのんびりと学校にいったり、ピアノをやってみるのも一つの方法かもしれませんね。
Posted by しゅう at 2006年05月18日 22:50
1年まえ組のコラムを併せて拝読しました。子どもは育てたようにしか育たない、というのは親の反省としてはありでしょうが、子どもにも持って生まれた個性というものがありますから、同じように育てても育ち方の異なることもあると思うのです。息子さん共々たいへんな日々のご様子、ご自身を激励はしても責めることのありませんよう。と、えらそぶるわりには当方、子どもの生まれて初めての自己主張=イヤイヤ攻撃にヘロヘロです。
Posted by yono at 2006年05月18日 22:24
息子さん頑張りましたね。もちろん娘さんも。ピアノの発表会は誇らしくもあり逃げ出したくなる場でもあったことを思い出しました。一時期「嫌いなものはライトのあたった鍵盤」と言っていたくらいです。息子さんの素直な行動と言葉を微笑ましく読ませていただきました。「子供らしい」息子さんなのでしょうね。
Posted by りんすけ at 2006年05月18日 13:46
私も、日曜日こどものピアノの発表会でした。親子連弾の時間があり、今年初めて弾いてきました。私は、初心者で先生に楽譜をカタカナで書いてもらっての練習でした。なんとか間違わずに弾くことができましたが、何事もどれだけいいイメージを持って臨めるかですね。楽しい時間が持てました。
Posted by ぴーまま at 2006年05月17日 13:52
心臓が大きくどきどきしているとき、逃げ出したくなるのはおとなもこどももいっしょですものね。
私も、大きな心で、どーんといらっしゃい!と笑顔で言える、そんな大人でありたいものです。
Posted by TINYBELL at 2006年05月17日 01:35