2009年01月26日

給食の時間

 中学生の給食の時間を実験的に長くするという……▼
ニュースに驚きました。そもそも、残す子どもがいるので実験的に時間を長くして見よう、といった説明から始まったので、テレビニュースの音声をラジオで聞いていた私は、「違う視点で考えたほうがいいのでは」と思ったのですが、驚いたのは、いままで子どもたちに与えられていた「食べる時間」が10分だというのです。それを、実験で15分にしたら、食べられる子供がいた、と。
 食育とさけばれて久しく、何を食べたらいいかなど多くの論議がありましたが、まさか学校給食で、10分間しか食べる時間がないなんて。それでは、食を味わう、旬の食べ物を味わう、仲間と楽しく会話するなど、できないでしょう。大人だって、毎日10分間しか時間を与えられていなかったら、食事もできず、午後にいい仕事もできません。
 中学生の娘に聞くと、彼女は20分くらいはゆっくり座って食べているといいます。もちろん学校にもよるのでしょうが、心おちつかせて、子どもたちが食事をする時間、作ってあげたいものです。

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この記事へのコメント
このニュースには驚きました。私の小・中学校では食後の休み時間も含めて1時間くらいはあったように記憶していますので、どこでどうしてこんなことになってしまったか疑問です。ただ、近所の公立小学校の時間割を見たことがありますが、昼休みの時間を含めれば45分くらいはありそうだったので、一部の学校での話かとも思いますが……
Posted by APRIL at 2009年01月28日 11:52