2010年04月04日

第2回 リアル鳩カフェ

 今日は、首相官邸にて、「リアル鳩カフェ」が開かれました。2月に続いて2回目。ツイッターやブログから応募した10人が鳩山総理と対話する時間。今回のテーマは……▼
「食と農」。参加者は北海道から、沖縄から、はたまたグアムからなど各地から集まりました(1人欠席)。
 まずは、官邸のお庭でバーべキュー。参加者がおもちになった豚肉、お米、ラー油などで贅沢な食材。そこに鳩山総理も入っての一時。まったく初めてお会いした仲間同士も、バーベキューをしながらなごみました。少しお腹に入れてからお部屋に移動。酪農や農業などの仕事についてなど熱く語りあいました。
 「鳩カフェ」というのは、「国民と政治の距離を近づけるための民間ワーキンググループ」の発案で始まったもの。私もその一人で、この「リアル鳩カフェ」で私は、平田オリザさんとともに、ファシリテータをつとめています。ファシリテータといっても、空気をつくる役割というのでしょうか。
 いままでずっとつくってきた、イー・ウーマンサイトの「円卓会議」のリアル版、イー・ウーマンリーダーズとの「交流会」、イー・ウーマンの「ブレスト会議」……といったすべての経験とノウハウを私なりに活かして、参加者が自ら話をすすめていく空気をつくっているつもりです。
 つまり、上下関係がなく、全員が互いに一つのテーマで多様な体験を分かち合って、その知恵を集め、選びなおして、前進するという空間をつくるという仕事です。
 「対話」というと、タウンミーティングのようなものがありました。過去の政権ではタウンミーティングにてお話ししたこともありますが、なんだか、壇上対客席という感じだし、対話をするには至らなかった経験があります。
 この「リアル鳩カフェ」は、それとはまったく違った発想です。参加者が話しているところに、総理が入って行って、対話するという感じかな。そこが、イー・ウーマンのしてきたことと同じ、と感じています。集まった人が、自分のことだけを、自分の言葉で語るとき、人々の知恵や想いが寄せ集まって、たがいに耳を傾けて、物事が開かれ前に進むと、私は思います。
 すでに、今日のライブ映像が公開されているので、全ての対話を観る・聞くことができます。詳しくはじっくりみていただきたいのですが、とにかく、「食と農」に熱い思いがある参加者だから、心を分かち合ってのあっという間の2時間でした。私もたくさん感じることがありました。
 「自分たちの国をどうしたいか」というのは、「誰か」に「お願い」することではなく、すべて自分から始まるんですよね。私は、このところの6人の首相を、委員という立場を通してなど間近で見て、お話ししたりしてきていますが、鳩山総理は、一番生活者に近い感じがします。すでに参加された方々が横につながり始めています。ここでの体験を更に広げて、みんなで、社会を動かして行かれるといいですね。



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この記事へのコメント
今回、農業の話とのこと。
日本は長年、外需産業中心の国と言われ、いまでも、その傾向が強いです。これはベルリンの壁が崩壊するまでは、世界でも資本主義の国が少なく、輸出品を製造できる国が少なかった為に、可能であった事です。中国がWTOに加盟したり、その他の国でも農業・工業が盛んになり、輸出可能な製品を安価で製造しています。
ですから、これからは外需産業だけでは安定成長はできないのです。外需と内需と両輪が揃い、お互いが弱いときは支え合う事が必要です。そういう認識の上での農業推進という事は、とてもよいことですね。
Posted by あの at 2010年04月20日 23:10
鳩カフェでは有難うございました。佐々木さんのブログの通り、参加者の私達も『鳩カフェ』を体感し、その新しい対話スタイルがひきだす力、すごさに驚きました。
“初対面”や“一国の総理との“という壁も軽く乗り越えて本当の対話が参加者でできたこと。「国民がどうしたらもっと政治に興味をもつのか?」と言われますが、意外にも基本的な簡単なことで可能なのかもと感じました。

当日は21時過ぎまで皆と対話の続きをしました。メーリングリストも参加者が作って下さったので対話を継続します。

せっかくの鳩カフェでの出会いですので、対話で出た“ストーリーを伝える”も、皆で何かの形でできたらと思っています。各参加者の生産物のストーリーを『鳩カフェのごちそう』(笑)として情報発信をしていきたいと考えています。
4/5付でブログに鳩カフェの感想を書きました。
Posted by 海豪うるる at 2010年04月11日 13:48
前回は、ニュースで放映されていたのですが、リアル鳩カフェ開催されていたのを、まったく知りませんでした。
鳩山総理の動向に注目が集まらなくなっているのでしょうか
Posted by tibiko at 2010年04月08日 22:25
鳩カフェでは、お世話になりました!

佐々木さんがブログをされているのをたった今発見しました。

貴重な経験をさせていただきまして、本当にありがとうございました。
集まった全員が本当に素晴らしい方たちばかりで、それだけでも感動でした。

食と農、もっとひとつひとつ掘り下げた議論ができるとよかったなぁと思いましたが、短い時間の中、よくこんなに濃密な内容の話が次々出たなぁと、振り返ってはまた感動しています。

飲食業の方たちの実際や今後の展望がもっと話せたらよかったですね。農業に偏りすぎてしまった感があり、申し訳なく思っています。
本当はもっとさらりとやりすごしたかった思いがあったのですが、泥沼にはまってしまいました、、、。

それに、佐々木さんの提案されたテーマはもっとつめて話したかったです。消費者がもっと学ぶべきというところや、私たちの体は、食べ物から出来ているというあたりの認識をもう少し掘り下げて共通の思いが築けたらよかったなぁと、ちょっと残念でした。

参加者みんなが、本当に熱い思いを抱いて語り合えたこと、素晴らしい取り組みに参加できて、本当に心から感謝申し上げます。
Posted by 北海道の参加者2 at 2010年04月07日 14:40
鳩カフェおつかれさまでした!
時間が進むにつれ内容が濃くなり、時間調整にご苦労されたことと思います^^

やはり終わってから、言い忘れたことや、うまく表現しきれなかった反省などあとからあとから湧いてきます。
でも今回大変貴重な経験をさせていただき、これからの人生に大きな財産となりました。
そして今回の「縁」でうまれた新たな繋がりも、物理的な財産となりました。
農業という仕事をしていると、なかなか他との繋がりを作りにくく、世界観が狭くなりがちなので、これからもできるだけ様々な人たちとつながりを作りたいです!
国も「農業なら農水省」ではなく、実際は様々な省庁に関係しているわけで、横断的な議論をしていってもらいたいです。
では、またお会いできることを祈念しまして毎日の仕事に励みます!
Posted by 北海道の楽農家 at 2010年04月05日 22:07
選ばれた人とはいえ、実際の市民と総理大臣が直で話をする事は大事ですね。全部見ていませんが、話の中で大事な事は、消費する人がいなければ、農家やビジネスは成立たないということです。一部、安いものを作って消費につなげるという素晴らしい発言がありました。ただ基本的に戦後から一貫している事ですが、付加価値のあるものを作って海外で買ってもらう。つまり消費を促す仕組み作りが日本は下手なのかなと思います。それを商社などが悪いと決めても仕方ないですね。仕事は、いろいろ工夫すると楽しいものですが、買ってもらって初めて価値が出るものです。付加価値が自己満足で終わってはいけないですね。いかに買ってもらえるものを作るのかが、ビジネスや農家の基本ですし、その流通のシステムなどを民間、政府などで作らなければいけないのですが。
Posted by あの at 2010年04月04日 23:44
Twitterから、飛んできました。日本という国のトップの首相が、こういう機会をつくられていることがとてもすばらしいことだと思います。直接に法案とかに反映されるかどうかは別にしても、政治というものが絵空事でなく、子供手当や失われた年金の調査のように、顔のあるひとりひとりに向かうものだと思います。そのためにも、いろんな声を感じることが大切だと思います。多くの国民を代表されて、貴重な時間を割いて参加、レポートくださり、ありがとうございます。
Posted by HiroHiro at 2010年04月04日 22:49