発表とは、研究者が、自分の研究論文を「発表」する、などの時のことでしょう。この場合は、論文の中に書かれた新しい発見データや写真がとても重要で、それらの絵を見せながら、「説明」をする、ということが主たる目的となることでしょう。
講義とは、教える人が前に立ちリーダーシップをとり、学ぶ人が聴く、参加する。対話型、体験型も最近はありますが、一般的に講義と言えば、先生が話し、生徒が聴く。この場合の講義は、話す順番で聴き手が新しい情報を学び理解するように説明を重ねていくということがポイントでしょう。
プレゼンとは、本来の意味はプレゼンテーション。見せる。届けるというkとですから、どんな形のものも含まれますが、一般的には、プレゼンというのは、ビジネスにおいて、商品やサービスについて説明する場合に使われます。企業の中で商品説明をするという意味になれば、パワーポイント資料などを見せながら話すことになりますから、どの社員が話しても、同じ説明になり、漏れがないように、パワーポイントにも文字が多く、一定の説明の幅が要求されます。
講演とは、上記とはずいぶん異なります。聴き手の心をつかむ「体験」を提供するものです。説明ではありません。話し手の心を動かしながら、いくつかのメッセージを伝えるというモノです。そんな講演者を育てるために、「講演者総合養成講座」を開催しています。全20回。次回は6月開始。そして
1日コースは今度の日曜日に開催です。
でも今日はそんなことを言いたかったのではなく、講演のテープ起こしを文書化しようとする人がときどきいる、ということの問題点です。これから見るかもしれない映画のストーリーやせりふが、画面説明とともにすべて文書化されてあなたの手元に配布されたら、どうでしょうか。
研究データの発表ではなく、講演は、ライブショーです。
コミュニケーションや学びは、そこに顔があり、声があり、対話があり、その中で出来上がる立体的な体験です。講演のテープ起こしを欠席者等に配布する、講演のあらすじを紹介するというのは、著作という観点からも大きな課題があると思いますが、それ以上に、将来の参加者の教育機会を妨害することにほかなりません。もっと「体験」の機会を大切にしましょう、ね!
Posted by kaorisasaki1 at 06:21│
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