2013年09月03日

ネットをワークさせる

 明日は、人事系の取材を受けたり、文部科学省と子どもたちの土曜授業について話をしたり、夜は、TOKYO FM で上杉隆さんの番組に出演したり。もちろん、ユニカルやイー・ウーマンの会議や業務もありますが、なんだか「人を育てる」系の話が多くなる1日になりそうです。
 取材の質問リストが来ていたので見てみると、その中には、ネットワークのことも含まれていました。ネットワークとは人脈、と訳す人もいますが、それは本来のネットワークの一面でしかないと考えています。私が、1996年、今からなんと17年も前に本に書いたのが・・・▼
ネットワークとは、ネットをワークさせるということ。ネットというのは、網。しいていえば、これが、人脈の部分にあたるのでしょう。名刺交換をしたとか、○○会に入った、とか。確かに知り合いになる、というステージができます。でもこれは、私の表現では、ネットメイク。ネットを作るという、ことにすぎません。でも大切なことは、ワーク。ネットワークですから、ネットをワークさせることが一番大切です。

 ワークとは、働くという意味だと思っている人が多いと思いますが、本当の意味は、機能するとか、役に立つという意味。組織の役にたって、はじめて、働いている、ということになるわけです。

 では、ネットがワークするというのは、なにか。人とのつながりが機能するということですから、名刺コレクションとは違います。知り合った人と、互いに機能しあうということ。全員とはいかないですが、気が合いそうな人や、志を同じくする人などと、少し近しい関係になるといいですよね。

 そのために、まず、自分から、相手の役に立つことをする。相手のために機能し、役立つ存在になると、相手もあなたに返してくれることでしょう。まず自分から、という精神でつながっている相手に貢献する。そうすると次第に尊敬され、様々な人が支えてくれるはずです。

 ネットは、ワークさせましょう。自分が成長し、さらに、周囲に貢献していくために。

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この記事へのコメント
「ネットがワークするというのは、人とのつながりが機能するということ」
そのために、まず、自分から、相手の役に立つことをする。相手のために機能し、役立つ存在になると、相手もあなたに返してくれることでしょう。
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同感です。
また、「相手の役に立つ」ことができるようになるのも既に成長が必要なことのような気もします。

これからも素敵な記事を楽しみにしております。
Posted by Dr CityAngel at 2013年09月04日 15:31