2018年08月01日

娘の誕生日

先日、娘が24才になりました! Happy Birthday!
・・・誕生日にはいつも、娘が生まれた時のことを思い出します。

予定日の前々日まで会社に行って仕事をしていました。臨月でも講演もしていました。妊娠5ヶ月くらいのときはアメリカ出張にもいき、日本にはなかった、ワーキンングマザーというかワーキング妊婦のスーツをたくさん買い込んできたりもしました。会社の社則も、私の体験を生かして、妊婦にも優しいルールに変更したりしました。
そんな中、出産予定日前日は自宅から、テレワーク。1994年でしたが、メールで在宅で仕事をしていたのです。横浜からは、母がきてくれていました。あまりにずっと仕事をしていて、何も変化がない、会社との電話もずっとつながりっぱなしーということで、母や夕方6時過ぎでしょうか「今日は産まれそうにないから、帰るわね」と・・・more
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と言いながら玄関に向かった時に会社から電話。互いに手を上げて挨拶しているものの、ちゃんと挨拶仕切れない状態で、電話が待つまで待って、というサインをして、母が玄関近くでこちらを向いていた時でした。

「ポン!」と音がして、だーっと破水したのです。

思わず抑えて、母に「病院に行かなくちゃ」と伝えて近くにいてもらいながら、横にになってタクシーを呼びました。タクシーの中でも膝枕のような状態で、赤ちゃんが出てこないように抑えて(笑)いました。やっと病院についたのは夜8時だったでしょうか。逆子だったので、体の一部が私の体から出たら、呼吸ができなくなってしまう!という状態だったのですが、それはなく、、、。でも、病院につくと、「一人目だし、産まれるのは朝でしょうね」という診断。この状態で朝までは嫌だーと思った私の意思でしょうか。たった4時間後、午前0:01に、つまり出産予定日ぴったりに、娘は産まれてきたのです。

元気な赤ちゃんでした。

でも産後2-3日目だったでしょうか。先生が「娘さん、心臓に穴が空いてますね」と一言。私は仰天してしました。命がない、もうすぐ死んでしまうと言われたのかと思ったのです。それから数時間、呼吸もできないくらい泣きました。でも後でよく聞いてみると、心室中隔欠損といって、心室に穴があいているのですが、120人に一人くらい、つまり学年に1人くらいの割合でいて、とくに大きな問題もないとのこと。確かに娘はその後、中学では男子だけの野球部に入部したり、泳いだり、山登りをしたり、なんら問題なく今も生活しています。

生まれた後、生後6ヶ月間くらい母乳で育てた私は、娘を会社にも連れて行っていました。写真週刊誌が、写真をとりにきたくらい珍しいことだったのですね。海外出張も連れて行きました。

24年間、彼女が元気に、美しく、優しい子に育ってきてくれたこと、感謝しています。
社会人2年目ですが、私がみる限り、仕事も誠実に、熱心に取り組んでいて、彼女のような働き方の女性がこれからもたくさん増えるといいな、と思っています。どんどん私と違う生活スタイルや人生を歩んでいくことだと思いますが、彼女の人生が幸せと愛情に満ちあふれることを、心から祈っています。

お誕生日おめでとう!
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Posted by kaorisasaki1 at 06:00│Comments(0)