1992年にアメリカで、女性活躍系の非営利団体が「Take Our Daughters To Work Day」(娘を職場に連れて行く日)を定め、1993年4月に最初の実施があった時のこと、よく覚えています。毎年、4月の第4木曜日に働く女性が娘達を職場に連れて行き、母親が働く姿を見せる、というのが目的でした。ワーキングマザーを支援すると同時に、女の子達に、小さいうちから「女性でも働き続けることができる」ということを見せることも目的でした。
私は、この動きに賛同し、1994年に娘を出産後、会社に連れて行きました。写真週刊誌が取材に来て、会社に赤ちゃんを連れて行く女性社長として紹介されたことも!
私は、娘と息子を、自分の会社や、国際女性ビジネス会議や、セミナーや、パーティや、海外出張、に連れて行きました。時には、ラジオ出演の際に一緒に行ったり。・・・いろいろな仕事場を見るという一般的な勉強にもなりますし、親が働いている様子を見るというのは子ども達にとってプラスの意味があると思いました。
この動きは、2003年に、男の子を連れて行く、という表現も含まれて、「Take Our Daughters And Sons To Work Day」になりました。調べると、昨年2018年は、全米で3700万人が参加。実施した職場の数も、350 万社(組織)だったようですね。
日本でも子ども達を会社に招くということが行われるようになりましたが学校の授業と連携するなどして、全国で4月の第4木曜は「子どもを職場に連れて行く日」なんてしてもいいですね。