2019年05月05日

徐福と八咫烏


徐福、についても丹下さんから学びました。紀元前219年、今から2200年ほど前に、秦の始皇帝が住民たちを苦しめているのを見て 徐福は「東方の三神山に不老不死の霊薬があるから、いただいてきます」と話して、始皇帝の命を受けるかたちで、村の半分の人たちを 500隻の船で3,000人の若い男女、子ども達、技術者、財宝、財産、五穀の種を持って東に渡ったとのこと。

しかしすごいのはその後。・・・続きを読む
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それで戻らなければ良いのに、残りの住民も連れ出そうと、その9年後、なんと再度始皇帝のところに戻 り、「霊薬をもらうには、貢物が少なすぎた」と伝えて、残りのすべての住民とさらに財宝を持ち、始皇帝の元を離れます。そして二度と 戻らなかった、とのこと。全員を助け出したのです。
船は500隻ということで、その船が流れ着いて徐福が上陸したのは、言い伝えによると日本で何十箇所もあります。そして、その中のかなりな有力候補地が波田須です。

八咫烏(やたがらす)という3本足のカラスも、この地で大切にされているシンボルです。日本神話において神武天皇のもとに遣わされ、 熊野国から大和国への道案内をしたとされるカラスで、三本足ということで、その姿絵が伝わっています。熊野那智大社でも八咫烏が祀ら れていました。

娘は空を見上げて、3本足のカラスを探していましたー。
Posted by kaorisasaki1 at 08:23│Comments(0)